2025年7月10日
5. 社会を変えるお金の使い方を考える地域円卓会議
2025年2月8日には事業に関わる人々が集い、「社会を変えるお金の使い方を考える地域円卓会議」を開催しました。
この円卓会議は、那覇市版SIBで1年目の助成を受け、事業を進めた琉球フィルハーモニックとワーカーズコープの1年間の中間報告を通して、今後のお金の出し方・使い方をみんなで考える機会となりました。
当日は、7名のステークホルダーがセンターメンバーとして参加しました。
このうち、以下の3名から論点提供があり、議論が始まりました。
● 屋比久 尚也 氏(那覇市市民文化部まちづくり協働推進課 課長)
● 上原 正弘 氏(一般社団法人 琉球フィルハーモニック 代表理事)
● 城間 えり子 氏(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 沖縄事業所 組合員)
3時間の地域円卓会議では、各センターメンバーの視点から那覇市版SIBの必要性についての意見交換がなされ、改めて実施目的や期待される効果の再認識ができる時間となりました。
SIBでは、成果指標を設定し、それが達成できた場合に報酬が支払われる成果連動型の仕組みが設けられています。今後のアプローチとして、このような成果指標を設定する際には、様々な市民が本事業へ協働や参画を図ることのできる目標にすべきという意見がありました。また、本事業の狙いや仕組みについて、市民や関係者が理解できる働きかけを一層進めていく必要性も挙げられました。
全国からの応援で持続可能な地域社会の実現へ
今回の2団体が初の試みとなる本事業。
これまでの多様なみなさん、市民のみなさんとの「地域円卓会議」での対話、そして伴走者、事務局との協議等が重ねられ、2年目の事業の成果目標が設定され、「那覇市版SIB」による出資者募集が始まっています。
あなたも地域のチャレンジ、事業の成長を共に見届ける応援団の一員になりませんか?
一般社団法人琉球フィルハーモニック
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労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 沖縄事業所
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