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Smalltalk

~紡ぐ~

レポーター所感

2018年2月19日

レポーター所感

本フォーラムにおいては、「地域で共に生きていく」方法をそれぞれが模索しているように感じました。

これまでは企業誘致などに代表されるように外から何かを持ってきて活用するのが地域創生においても一般的でした。お金の流れも同様で都市部の大企業に融資され、グローバルのなかで運用されてきました。この結果、地域の営みに弊害を与えることがありました。

 

 しかしながら、本フォーラムでの話題を通じて、地域内で、皆で、どう動くかについて励まし合ったり知恵を出し合ったりしている姿が垣間見え、こうした地域経済のあり方を、社会的投資が後押しして行くのではないかと感じました。

 

 PSIは社会的投資の推進を目的に、20171226日に京都信用金庫、龍谷大学と密接に相互協力及び連携を図り、地域における社会的投資推進に関する協定を締結しました。京都信用金庫と連携する事で、より地域に根差していくことを目指しています。

 

 地域の力を引き出すファイナンス(ローカルファイナンス)は、もともと私たちの生活にあった知恵や、“講”“無尽”のような相互扶助の金融の仕組みを再構築したものと言えます。社会的投資をローカルの文脈で捉えた時、こうした地域に根付く文化や資源を掘り起こすこと、地域が抱える課題の可視化、潜在的担い手の顕在化などの実現から持続可能な地域社会の形成に寄与できると考え、その一助に私たちがどのような役割を果たせるのかを模索していきたいと思います。(野口裕加)

 

講:

 信仰、経済や職業上の目的を達成するための結社で、本来は仏典を講説するための僧尼の会合等を意味していたが、そこから転じて相互扶助的な団体や会合のことを指すようになったと考えられています。

無尽:

 講の一種で、少額の米穀・銭貨を拠出し、抽選等を行って、講の構成員で「融通しあう」など、相互扶助の金融システムとも言われます。

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